アレルギー注射治療について
重症の花粉症でお悩みの方へ
注射治療というもうひとつの選択肢
こんなお悩みありませんか?
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毎年、花粉シーズンになると日常生活に支障が出る
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飲み薬・点鼻薬・点眼薬を組み合わせても症状が残る
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薬の眠気や副作用で、仕事や勉強に集中できない
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花粉の季節が近づくだけで憂鬱になる
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春の行楽を楽しみたいのに花粉症で楽しめない
アレルギー注射治療とは
アレルギー反応に関わるIgE抗体を抑える“抗IgE抗体薬”で、2〜4週ごとに皮下注射で投与する治療です。
毎年、抗アレルギー薬や点鼻薬の治療を行っても症状がひどい方へ、症状の軽減を期待できる新しい選択肢です。
花粉アレルギー反応は
なぜ起きるのか?
花粉などのアレルゲンが体内に入ると、免疫システムがIgE抗体を作ります。再び同じ物質が侵入すると、IgE抗体が反応してヒスタミンを放出し、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こします。
アレルギー注射の仕組み
アレルギー注射治療は、IgE抗体の働きを直接ブロックします。花粉が体に入ってきても反応しにくくなるため、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が大幅に軽減されます。従来の内服薬が「出た症状を抑える」のに対し、アレルギー注射治療は「症状が出る仕組みそのものを抑える」治療です。
注射治療には摂取要件があり、希望日当日に
投与できるわけではありません。
来院が必要ですので、
お早めに医師にご相談ください。
摂取要件
- スギ花粉アレルギー検査陽性(クラス3以上)
- 既存治療で効果不十分と診断された方(クラス3以上)
- 12歳以上、血清中総IgE濃度が30〜1,500I/mL
- 体重が20kg~150kgの範囲を追加
※上記の要件を満たしていたとしても医師の判断により摂取できない場合がございます。
治療開始までの流れ
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血液検査
問診・血液検査を行います。検査後、抗アレルギー薬、点鼻薬を処方します。
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適応判定
血液検査の結果から注射治療が可能かどうかを医師が判断。
※後日、看護師よりお電話いたします
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投与開始
投与条件に該当した場合、投与開始。
※抗ヒスタミン薬も併用処方
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継続治療
花粉飛散期間中に定期投与することで症状が改善。
注射治療費用
費用は投与量によって変動します。
※投与量は体重と血中IgE濃度により変動いたします。
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投与量(1回)
自己負担額※保険適用3割負担の場合
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75mg
3,578円
150mg
6,549円
225mg
10,127円
300mg
12,027円
450mg
18,576円
600mg
24,055円
※上記は4週間投与の費用です。
※上記は薬剤費用のみの価格です。治療には別途診察費がかかります。
費用例
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- 35歳女性
- 体重55kg
- 総IgE値200IU/mLの方
投与量 300mg/回
投与頻度 4週間毎
薬剤費 12,027円
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- 33歳男性
- 体重67kg
- 総IgE値90IU/mLの方
投与量 150mg/回
投与頻度 4週間毎
薬剤費 6,549円
主な副作用・注意事項について
注射治療は、まれに以下のような副作用が報告されています。
- 薬剤名
- ゾレア皮下注用
- 有効成分
- オマリズマブ
- 注射部位の反応
- 注射した部位に、赤み・腫れ・かゆみ・痛みが生じることがあります。多くの場合、数日以内に改善します。
- アナフィラキシー
- まれに重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)が起こる場合があります。そのため、初回投与後は院内で一定時間の経過観察を行います。
- その他
- 頭痛・倦怠感・発熱などが生じることがあります。
注意事項
- 妊娠中・授乳中の方は、事前に医師にご相談ください
- 他のアレルギー治療薬との併用については、診察時にご確認ください
- 投与後に異常を感じた場合は、速やかにクリニックまでご連絡ください
- 自己判断による投与中断はせず、必ず医師にご相談ください
当クリニックの対応について
万が一の副作用に備え、初回投与後は院内での経過観察を実施しています。気になる症状や不安な点はお気軽にご相談ください。
よくある質問
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A.
従来の内服薬や点鼻薬は出た症状を抑える治療ですが、アレルギー注射治療はアレルギー症状の引き金となるIgE抗体の働きを抑えることで、症状が出る仕組みそのものへアプローチする治療です。薬での効果が不十分だった方にも症状の軽減が期待できます。
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A.
舌下免疫療法は体をアレルゲンに慣らしていく3〜5年の長期治療で、体質改善を目指します。アレルギー注射治療は花粉飛散期間中に定期投与することでシーズン中の症状軽減を目指す治療です。
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A.
抗ヒスタミン薬との併用処方を行います。現在服用中の薬がある方は、診察時にすべてお伝えください。
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A.
受けられる方には条件があります。スギ花粉アレルギー検査陽性(クラス3以上)、既存治療で効果が不十分と診断された方、12歳以上、体重20〜150kg、血清中総IgE濃度30〜1,500IU/mLが目安となります。条件を満たしていても医師の判断により投与できない場合があります。まずはご相談ください。
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A.
基本的には当日すぐの投与はできません。まず問診・血液検査を行い、検査結果をもとに医師が適応を判定してから投与開始となります。ただし、血液検査・アレルギー検査の結果をお持ちの方は、当日の投与が可能な場合があります。花粉シーズンに間に合わせるためにも、お早めにご相談ください。
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A.
当院で行っているアレルギー注射治療(ゾレア)は、スギ花粉症を対象とした治療です。ヒノキ花粉症への使用は現在承認された適応外となるため、基本的には対応しておりません。ヒノキ花粉による症状には、抗アレルギー薬・点鼻薬などの薬物療法をご提案しております。