肥満症のリスク

肥満症を放置すると、
さまざまな健康リスクにつながる
可能性があります。

肥満症は「太っているだけ」ではなく、
放置することで様々な疾患を引き起こすリスクがあるとされています。
心当たりのある方は、早めに医師へご相談ください。

肥満症とは

肥満は一般的に、体格指数(BMI)が高い状態を指しますが、肥満症はそれとは異なり、肥満によって健康
障害が生じている、またはそのリスクが高い状態として医学的に診断されるものです。
肥満症では、内臓脂肪の増加が関係し、生活習慣病の発症リスクが高まることがあります。そのため、単
に体重を減らすことだけではなく、健康リスクを踏まえた医学的な管理が重要になります。

肥満症で高まりやすい
主な健康リスク

肥満症は、さまざまな生活習慣病や身体の不調と関連しています。

  • 睡眠時無呼吸症候群

    体重増加により、舌が肥大化し、睡眠中の空気の通り道が狭くなり、呼吸が止まることで、身体に大きな負担を招きます。

  • 糖尿病

    肥満は血糖値のコントロールに影響し、
    2型糖尿病のリスクを高める要因の一つとされています。

  • 高血圧

    体重の増加は血圧上昇に関係し、将来的な心臓や血管の病気のリスクにもつながることがあります。

  • 脂質異常症

    コレステロールや中性脂肪の異常が起こりやすく、動脈硬化の原因となる場合があります。

  • 脂肪肝

    肥満によって肝臓に脂肪がたまり、肝機能に影響が出ることがあります。

  • 関節への負担

    体重の増加は膝や腰などの関節への負担を大きくし、日常生活の動作がつらくなる原因となることがあります。

放置すると起こりうること

肥満症を放置すると、高血圧・脂質異常症・血糖値の上昇が重なって進行し、動脈硬化を加速させます。さらに舌や気道まわりの脂肪増加が睡眠時無呼吸症候群(SAS)を引き起こし、睡眠の質の低下が血圧・血糖のコントロールをさらに悪化させる「負の連鎖」につながります。

肥満症は単独の病気ではなく、複数の疾患を連鎖的に引き起こします。
自覚症状が出にくいまま進行するため、疲れやすさ・息切れ・いびき・日中の眠気など、
日常の小さなサインを見逃さないことが重要です。

「少し高め」「まだ大丈夫」の段階でも、複数の異常が重なればリスクは急速に高まります。
気になるサインがあれば、早めにご相談ください。

気になる変化がある場合は、
早めに医療機関へ
相談することも一つの方法です。

当院の肥満症外来について

当院では、肥満症に関するご相談を受け付けています。診察では、現在のお身体の状態や生活習慣などを確認し、
患者さま一人ひとりに合わせた治療方針をご提案します。 生活習慣の見直しを基本としながら、
必要に応じて治療の選択肢についてもご案内しています。
体重や健康のことで気になることがある方は、お気軽にご相談ください。