CPAP治療の転院を検討の方へ|CPAP治療の転院とは?流れ・注意点をわかりやすく解説

現在CPAP治療を受けているものの、「通院先の待ち時間が長い」「毎月の通院が負担」「引っ越しでこれまでの病院に通いづらくなった」といった理由から、転院を検討している方も少なくありません。CPAPは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療の中でも継続使用が前提となる治療法のため、通院のしやすさは治療を続けるうえで重要なポイントです。本記事では、CPAP治療の転院を考える際に知っておきたい基本的な流れ、必要な準備、注意点について解説します。

CPAP治療の転院を検討する方の主な理由

CPAP治療は毎日装置を使用し、定期的な通院で経過を確認しながら続ける治療です。そのため、通院のしやすさが治療継続に直結します。転院を検討するきっかけとして、以下のようなケースが多く見られます。

  • ・通院先の待ち時間が長く、通院自体が負担になっている
  • ・引っ越しや転勤で、これまでの通院先に通うのが難しくなった
  • ・診察時間が仕事や生活スタイルと合わない
  • ・現在の機器や設定が体に合わず、睡眠の改善を実感できていない
  • ・忙しさから通院間隔が空いてしまい、治療が途切れがちになっている

こうした事情がある場合、無理に同じ医療機関に通い続けるよりも、通院しやすい医療機関へ転院することで、治療を継続しやすくなることがあります。

転院にあたって知っておくべきこと

CPAP治療の転院には、いくつか知っておくべきことがございます。

  1. 紹介状が必要になる
    転院先の医療機関では、これまでの治療経緯やCPAPの使用データを正確に把握する必要があります。転院先で検査を一からやり直さずに、スムーズに治療を引き継ぐためにも、現在通院中の医療機関からの紹介状を書いてもらいましょう。
  2. 同月内の受診はできない
    CPAP治療の保険診療では、同じ月に2つの医療機関でCPAP管理料を算定することができません。そのため、転院前の医療機関を受診した月と同じ月に転院先を受診することはできず、翌月以降の受診となる点に注意が必要です。
  3. CPAP機器は業者によって交換の要否が異なる
    CPAP機器はレンタル契約のもとで提供されており、医療機関によって提携しているCPAP業者が異なります。転院先が前医と同じ業者と提携している場合は、現在使用している機器をそのまま継続して使用できますが、異なる業者の場合は機器が交換となり、現在使用している機器の返却手続きが必要になります。
    【当院で契約しているCPAP業者】ノーザリーメディカル、帝人メディカル

転院の一般的な流れ

CPAP治療の転院は、大きく3つのステップで進みます。

  1. 現在の医療機関に転院希望を伝え、紹介状を依頼する
    転院を決めたら、まずは現在通院中の医療機関に転院したい旨を伝え、紹介状の作成を依頼します。
  2. 転院先の医療機関を予約する
    紹介状の準備ができたら、転院先の初診(対面診療)を予約します。前述の通り、現在の医療機関と同じ月の受診はできないため、受診タイミングに注意が必要です。
  3. 紹介状を持参して受診する
    予約日に紹介状を持参して受診し、これまでの治療経緯を踏まえたうえで、転院先での治療がスタートします。

診察当日に必要な持ち物

転院初診の際は、以下のものを持参するとスムーズです。

  • ◆ 紹介状
  • ◆ 健康診断結果や採血データ(お持ちの場合)
  • ◆ お薬手帳
  • ◆ マイナンバーカードまたは資格確認書

転院の場合、新しいCPAP機器は診察当日に受け取れることが一般的です。ただし、機種によっては後日自宅へ郵送される場合もあるため、機器の受け渡し方法については転院先に確認しておくと安心です。

転院後の費用や通院頻度は変わるのか

転院後も、保険診療としてCPAP治療を継続できます。費用は医療機関や診療内容(対面診療かオンライン診療か、遠隔モニタリングの有無など)によって多少異なりますが、大きく変わるものではありません。当院でのCPAP治療費を確認したい方らこちらをご参照ください。

通院頻度についても、医療機関によって大きくは変わりません。そのため、オンライン診療に対応した医療機関に転院すれば、定期通院の負担を軽減できる可能性があります。

ウェルスリープクリニックへの転院について

ウェルスリープクリニックでは、CPAP治療の転院を常時受け付けています。日本睡眠学会認定の睡眠専門医が在籍し、検査データや紹介状の内容をもとに、CPAP治療を中心とした診療を行っています。初診は対面での受診が必要となりますが、転院の場合は2回目の診察からオンライン診療かつ2ヶ月に1度の通院が可能なため、「通院先が遠い」「忙しくて通院が負担」といった理由で転院を検討している方にも適した体制です。お気軽にご相談ください。