【医師監修】高血圧治療の基本|降圧薬の種類・副作用をわかりやすく解説
高血圧の推定患者数は4,300万人 *1)とされています。
その中でも、実際に治療を受けている人は約1,010万人にとどまり、多くの人が治療を受けていないことが大きな問題となっています。
ここでは高血圧とその治療と降圧薬の種類について、ぜひ知っておいてほしいポイントを解説します。
*1)一般社団法人 日本生活習慣病予防協会「生活習慣病の調査・統計 疾患で見る 高血圧」
高血圧治療の基本と降圧薬の種類・副作用
高血圧の治療は生活習慣の改善と薬物療法が中心となりますが、いざ薬を飲むとなると副作用や飲み続ける期間に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は血圧管理の重要性と高血圧治療の基本について、降圧薬の種類や副作用の注意点を交えて解説します。
高血圧治療の目的と目標血圧
高血圧の治療を進めるうえで、何を目指して血圧をコントロールするのか、まずはゴールを明確にしておくことが大切です。
ゴールが見えないまま薬を飲み続けるのは、モチベーションの維持が難しくなりがちです。
2025年に改訂された最新のガイドラインでは、年齢に関わらず目標とする血圧値が原則として統一されました。
なぜ血圧を下げる必要があるのか、具体的にどの数値を目標にすべきか、順に確認しておきましょう。
1. 高血圧治療の効果
高血圧を放置すると、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気のリスクが高まります。
高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれ、自覚症状もなく気づくことが遅れてしまうことが多い病気の1つです。
そのため、健康診断等で高血圧の診断を受けた場合には、治療をしっかりと受ける必要があります。
また、高血圧は、きちんと治療を行うことで改善に向けた効果が明らかに出る疾患でもあります。
定期的な通院や服薬を面倒だと思う方も多いかもしれませんが、治療をすることで、治療を受けないよりもはるかに良い結果を生みます。
それでは、高血圧の治療にはどのような方法がとられているのか見ていきましょう。
食事療法や運動療法を用いた生活習慣の改善を行うことが、高血圧の治療の基礎としてすすめられています。
しかし、生活習慣の改善のみで目標の血圧まで下がらない場合には 、血圧を下げる効果のある降圧薬の服用を行います。
降圧薬の服用により、心疾患や脳卒中などの発症が予防できたという研究結果もあります。
収縮時血圧が10mmHg、拡張期血圧が5mmHg下がったことにより、血管病リスクは脳卒中で約 40%(33%-48%)、冠動脈疾患で約 20%(17%-27%)減少することが明らかになっています。
参考までに、成人の血圧値の分類を以下に表してみます。

出典:日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」P19
生活習慣の改善と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは減塩や適度な運動など、無理なく始められることから取り組むことが大切です。
そのため、健康に生活するためには食塩を控えるに越したことはありません。
制限の効果には個人差があるものの、食塩摂取量を1日1g減らすと、収縮期血圧は約1mmHg低下すると報告されています。
仮に、血圧が「150/100 mmHg」の方が1日食塩摂取量を約11gから約6gに減塩したとします。
そうしますと、血圧が「145/97.5 mmHg」と降下される可能性があるのです。
※mmHgとは、水銀柱ミリメートルと呼ばれる圧力の単位です。
食塩摂取量は減少傾向ではあるものの、それでも1日平均約10g摂取しているため、高血圧の場合は6g未満が望ましいとされています。
また、減塩することで高齢者の方に多くいる、上の血圧の値が高い収縮期高血圧の人にも同様に、循環器病にならないようにする効果が出ており、認知症の予防にも効果があると言われています。
2. 高血圧治療による目標血圧
基本の降圧目標値は、140/90mmHg未満です。
糖尿病や腎臓疾患の合併症がある場合は、130/80mmHg未満を目標値とし、75歳以上の後期高齢者の場合は、150/90mmHg未満を目標値とします。
目標値は、病院やクリニックに通院し測定値したときの数字ですので、家庭血圧ではさらに5 mmHg低い値を目標値とします。
出典:特定非営利活動法人 日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014 5.降圧目標 P34
高血圧治療の必要性
治療の最大の目的は、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる「脳心血管病」を防ぐことです。
高い血圧を放置すると、血管に絶えず負担がかかって動脈硬化が進行してしまいます。
自覚症状がないからといって通院を後回しにするのは、もっとも避けるべき選択です。
将来の予期せぬ入院や後遺症を防ぐ意味でも、まずは血圧を適正な範囲に管理する姿勢が鍵を握ります。
高血圧の治療方針と病院の選び方
目指すべき血圧の数値が見えたら、次はそれをどう達成していくかを具体的に考えていきます。
高血圧の治療は、生活習慣の改善と降圧薬を使った薬物療法の2本柱が基本です。
長期的な取り組みになるからこそ、自身の生活リズムに合った無理のない計画を立ててもらえるかが鍵を握ります。
納得して通い続けられる病院の基準を持っておくことが、治療を長続きさせるコツです。
医師と相談して治療方針を固めて継続的な改善を

健康診断などで高血圧だと診断されたら、できるだけ早く病院やクリニックで再検査を受けるようにしましょう。
高血圧治療が必要だと判断された場合には、医師と治療方針を定め、目標に向けて継続して取り組むことが大事です。
はじめて通院をする際は、どの診療科に行くのがいいのか分からないこともあるかもしれません。
一般的には、内科を標榜している病院やクリニックであれば対応可能ですが、循環器内科や腎臓内科、内分泌内科などを受診してもよいでしょう。
初診時から数回に渡り、健康診断のデータを代用することも可能です。
保険上、血液生化学検査は10項目以内で尿検査、血球数算定、血液生化学検査、胸部X線写真、心電図などを行い、総合的に高血圧かどうかを判断します。
加えて、生活習慣の確認やBMIの数値、脳や眼底、心臓、腎臓、血管などの病歴がないかと細かく調べていき、合併症の有無もふくめて判断をしていきます。
1. 医師と相談して決める治療プラン
いざ薬を飲むとなると、副作用が出ないか不安に感じるかもしれません。
治療プランは年齢や合併症の有無などを評価し、医師と相談して決定されます。
最初から強い薬を使うのではなく、ご自身の体質に合わせた無理のない量から始めるのが一般的です。
2025年改訂のガイドラインでも、個人の状態に応じた管理が推奨されています。
疑問は率直に伝え、納得できる方針をすり合わせましょう。
2. 継続して通院しやすい病院の選び方
高血圧の治療は長期戦になるため、無理なく通える環境を整えることが大切です。
ここで無理をしてしまうと、途中で足が遠のく原因になりかねません。
選ぶ際は、自宅や職場からの距離、診療時間が生活スタイルに合っているかを基準にします。
まずは近くの内科や循環器内科など、気軽に相談できるかかりつけ医を見つけることから始めてみてください。
高血圧治療に使われる降圧薬の種類と副作用
信頼できる医師とともに治療方針が固まれば、具体的な薬の選択へと進んでいきます。
一口に降圧薬といっても、血圧を下げる働き方によって様々なタイプが存在します。
患者さんの年齢や持病、生活スタイルに合わせて 、適切な種類が処方されます。
初めて薬を飲むときは副作用への不安を感じやすい部分ですが、それぞれの特徴をあらかじめ知っておくことで落ち着いて治療に向き合えます。

高血圧の患者様の多くは、血圧を下げる薬(降圧薬)による治療を受けることになります。
もちろん並行して生活習慣の改善による高血圧の治療も行いますが、一つの方法に固執してしまうことはストレスにもなってしまうため、生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない場合は、無理をせず降圧薬を併用することも大切です。
降圧薬について、グループ分けをしてみましょう。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
アルドステロン受容体拮抗薬(SAB)
カルシウム(Ca)拮抗薬
降圧効果が確実で安全性も高いため、最も使われている降圧薬です。
血管を広げることで血圧を下げる働きがあります。
・積極的な適応:脳血管障害後、狭心症、左室肥大、糖尿病、高齢者
・副作用:血管拡張による頭痛、反射性の頻脈、下肢浮腫
・主な薬剤:ニフェジピン、アムロジピン、ジルチアゼム、アゼルニジピン、シルニジピン
日本で最も多く処方されているのが、このカルシウム拮抗薬です。
初めての治療で、まずはこの薬を提案されたという方も多いのではないでしょうか。
血管を広げて血圧を下げる働きがあり、効き目が安定しているのが特徴です。
ただし、血管が広がる影響で動悸や顔のほてり、頭痛が起こることもあります。
また、グレープフルーツと一緒に飲むと薬が効きすぎる恐れがあるため、服薬中の飲食には気をつけておきましょう。
アンジオテンシンⅡ(ARB)受容体拮抗薬
血圧を上げる物質の働きを直接ブロックし、血管を広げて血圧を下げる薬です。
副作用が比較的少なく、現在の高血圧治療では第一選択薬としてよく使われています。
別の降圧薬で起きやすい「空咳」が出にくいのが特徴ですが、めまいや高カリウム血症が起こるケースもあります。
処方された際は、立ちくらみなどに気をつけて少しずつ体を慣らすことが大切です。
臓器保護作用があり心血管病、糖尿病性腎症にも効果的です。
アンジオテンシンⅡのタイプ1受容体に結合し、アンジオテンシンⅡの作用を阻害します。
・積極的な適応:脳血管障害後、心不全、心筋梗塞後、左室肥大、腎障害、糖尿病、高齢者
・副作用:高カリウム血症、血管浮腫
・主な薬剤:ロサルタン、カンデサルタン、バルサルタン、テルミサルタン、オルメサルタン
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
ARBと似た仕組みで血管を広げるのが、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬です。
血圧を上げる物質が体内で作られるのを防ぐことで、血圧を下げます。
特徴的な副作用として、服用中に乾いた咳(空咳)が出やすくなることが挙げられます。
風邪ではないのに咳が長引くと、日々の生活でも気になってしまうものです。
咳が続く場合は我慢せず、担当医へ伝えてみてください。
降圧作用とは独立して臓器保護作用があり、心血管疾患を伴う高血圧に有用性が高いです。ACEを阻害して、アンジオテンシンⅡの産生を抑制します。
・積極的な適応:脳血管障害後、心不全、心筋梗塞後、左室肥大、腎障害、糖尿病、高齢者
・副作用:空咳、高カリウム血症、血管浮腫
・主な薬剤:エナラプリル、トランドラプリル、イミダプリル
アルドステロン受容体拮抗薬(SAB)
選択的アルドステロン受容体拮抗薬(SAB)は、血圧を上げるホルモンをブロックし、余分な塩分と水分の排出を促す薬です。
心臓の負担を和らげる効果も期待できます。
従来の似た薬と比べ、特定の副作用が出にくいよう改良されているのが特徴です。
とはいえ高カリウム血症には注意が必要なため、定期的な血液検査で体の状態を確認しつつ進めていきましょう。
海外では心不全治療薬として使用されています。
ミネラロコルチコイド受容体(MR)でアルドステロンの作用を選択的に阻害します。
・積極的な適応:心不全、心筋梗塞後
・副作用:高カリウム血症
・主な薬剤:エプレレノン
利尿薬
利尿薬は、体内の余分な塩分と水分を尿として外へ出すことで血圧を下げる薬です。
塩分をとりがちな日本人の高血圧治療では、古くから使われてきた実績があります。
副作用として、頻尿や脱水、血液中のカリウム不足などが挙げられます。
とくに服用後はトイレの回数が増えやすいため、生活リズムに影響が出るなら早めに医師へ伝えましょう。
むくみや心不全にも有用のため、ほかの薬剤と併用して使用されるようになっています。
腎臓からのナトリウム及び水排出を促進し、循環血液量を減少させます。
・積極的な適応:脳血管障害後、心不全、腎不全(ループ利尿薬)、高齢者
・副作用:耐糖能低下、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、低カリウム血症
・主な薬剤:ループ利尿薬(フロセミド)、サイアザイド系列利尿薬(ヒドロクロロチアジド クロルタリドン)、カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン)
β(ベータ)遮断薬
交感神経の働きを抑え、心拍数を減らして血圧を下げる薬です。
「高血圧管理・治療ガイドライン2025」でも、初期から優先的に検討される主要な降圧薬に位置づけられています。
主な副作用は、脈が遅くなる徐脈や疲れやすさ、手足の冷えなどです。
気管支喘息を悪化させる恐れもあるため、別の持病があるなら受診時に忘れず伝えておきましょう。
β1選択性ならば、適応がより広くαβ遮断薬は血管拡張作用を有し、使いやすいです。β1受容体を遮断し、心排出量を低下させます。
・積極的な適応:狭心症、心筋梗塞後、頻脈、心不全
・副作用:不眠、抑うつ、倦怠感、糖脂質代謝の悪化
・主な薬剤:β遮断薬、αβ遮断薬(カルベジロール)
α1(アルファワン)遮断薬
血圧を下げるだけでなく、別の症状にも働きかけるのがα1(アルファワン)遮断薬です。
前立腺肥大による排尿障害を和らげる効果もあるため、尿の悩みを持つ男性によく処方されます。
納得して治療を続けるためにも、自身が飲む薬の特性を知っておくことは決して無駄になりません。
ただ、飲み始めの時期は急な立ち上がりによるめまいや立ちくらみ(起立性低血圧)が起きやすい点には注意が必要です。特に朝ベッドから起き上がる際は、急がずゆっくりと体を動かすよう意識しておきましょう。
前立腺肥大症の治療にも使用されます。血管平滑筋のα1受容体を遮断し、血管抵抗を下げます。
・積極的な適応:脂質異常症(高脂血症)、前立腺肥大
・副作用:起立性低血圧
・主な薬剤:α遮断薬
薬の副作用を気にして治療を敬遠する方もいるでしょう。
しかし、降圧薬を使用して治療した方たちと治療しなかった方たちを比べると、降圧薬を使用して治療した方たちのほうが脳卒中や心臓病の発症リスクが軽減される、という結果が明らかになっています。
降圧薬は飲み続けて治療するケースがほとんどですが、薬の量を減らしたい方は、生活習慣も改善しながら医師と相談して減らすことが大切です。
降圧薬を服用する際の注意点

自分に合った薬が決まれば、次はそれを安全に飲み続けることが日々の治療の軸となります。
毎日付き合うものだからこそ、生活の中でふと迷う場面も出てくるはずです。
薬の効果を正しく引き出すには、いくつか守るべき基本ルールが存在します。
いざという時に慌てないよう、特に多くの方が直面しやすいトラブルへの備えをあらかじめ押さえておきましょう。
自己判断で服用を中断しない
血圧が下がると、もう治ったと感じて薬をやめたくなるかもしれません。
しかし、自己判断での中断は禁物です。
急にやめると血圧が以前より跳ね上がるリバウンド現象が起き、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。
今の数値は、薬の働きで維持されている状態です。
減薬できるケースもあるため、主治医へ希望を伝えてみてください。
薬を飲み忘れた場合の対処法
飲み忘れに気づいた際は、まず次の服薬までの時間を確認します。
あわてて判断すると、想定外の体調変化につながります。
基本は気づいた時点ですぐに1回分を飲みます。
ただし次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飛ばして次回から通常のペースに戻すのが鉄則です。
血圧が下がりすぎる危険があるため、2回分をまとめて飲むのは避けてください。
降圧薬の減薬・中止の可能性
高血圧の薬について「一度飲み始めたら一生やめられない」と不安を抱える方は少なくありません。
結論から言えば、条件が揃えば減薬や中止は十分に可能です。
生活習慣の改善により、家庭血圧が135/85mmHg未満などで長期間安定している場合、医師の判断で薬を減らせるケースがあります。
ここで注意したいのは、自己判断で突然薬をやめることの危険性です。
反動で血圧が急上昇し、心筋梗塞などのリスクを高めかねません。
焦って一気にゼロにするのではなく、まずは毎日の血圧記録をもとに主治医へ相談し、数か月かけて段階的に減らす手順を踏んでいくことが大切です。
高血圧治療にかかる医療費と薬代
毎月の医療費は、家計への影響が気になりやすい部分です。
3割負担の場合、1ヶ月の自己負担額は診察と薬代を合わせて3,000〜5,000円程度が目安となります。
薬代は先発品で月1,000〜1,500円ほどですが、ジェネリック医薬品なら月1,000円以下に抑えられます。
無理なく治療を続けるためにも、医師や薬剤師へ費用面も相談しておきたいところです。
高血圧治療と降圧薬に関するよくある質問
| Q. 降圧薬はいつまで飲み続ける必要がある? |
| A. 降圧薬は、長期間飲み続けるのが基本です。薬の効果は24時間程度で切れるため、服用をやめると再び血圧が上がってしまいます。 いつまで飲むのかと不安になる部分ですが、必ずしも一生とは限りません。 生活改善で数値が安定すれば、医師の判断で減薬や中止ができるケースもあります。 まずは今の血圧を安定させることに集中しましょう。 |
| Q. 血圧を下げる漢方薬はある? |
| A. 漢方薬だけで血圧を直接大きく下げることは、一般的に難しいとされています。 ただ、日々の服薬に不安を覚え、できれば体質から整えたいと感じることもあるはずです。 実際の治療では、高血圧に伴う頭痛や肩こりなどを和らげる目的で、釣藤散などが処方されることがあります。 主治医と相談し、今の治療を補完する形で取り入れてみてください。 |
| Q. 降圧薬は朝と夜、どちらに飲めばいいですか? |
| A. 基本的には医師や薬剤師から指示された時間に服用してください。薬の種類によって最適な服用時間は異なります。 毎日同じ時間に飲み続けることが効果を安定させるポイントです。飲む時間を変更したい場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。 |
| Q. 血圧が正常になったら薬をやめてもいいですか? |
| A. 血圧が安定しているのは、薬が十分に効果を発揮しているためです。 自己判断で服用を中止すると血圧が再び上昇し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まることがあります。 減薬や中止を希望する場合は、家庭血圧の記録をもとに医師と相談して判断しましょう。 |
| Q. 高血圧は何科を受診すればよいですか? |
| A. まずは内科や循環器内科の受診がおすすめです。 健康診断で高血圧を指摘された方や、ご家庭で血圧が高い状態が続く方は、早めに相談しましょう。 必要に応じて詳しい検査や治療を受けることができます。 |
高血圧治療と降圧薬の種類に関する重要ポイント
高血圧の治療は長く付き合っていくことになるため、途中で迷う場面もあるかもしれません。
自分に合った降圧薬を見つけ、正しく服用を続けることが改善の基本です。
薬の種類によって働きや副作用は異なります。
もし体調に違和感があっても自己判断で薬を中断せず、主治医に相談しながら無理のないペースで治療を進めてください。
【まとめ】高血圧は早めの受診が将来の健康につながります
高血圧は自覚症状が少ないため、「まだ大丈夫」と思ってしまう方も少なくありません。
しかし、血圧が高い状態を放置すると、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などのリスクが高まります。
健康診断で血圧が高いと指摘された方や、ご自宅で140/90mmHg以上の血圧が続いている方は、一度医師へご相談ください。
当院では患者さん一人ひとりの生活習慣や体質に合わせて治療方針をご提案し、無理なく続けられる治療を大切にしています。
「薬を飲み始めるべきか相談したい」
「生活習慣だけで改善できるか知りたい」
といったご相談だけでも歓迎しています。お気軽にご予約・ご来院ください。
参考文献
- 特定非営利活動法人 日本高血圧学会「日本高血圧学会」
- 厚生労働省「生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) 」
- 国立循環器病研究センター「国立循環器病研究センター」
- 日本医師会 「健康の森」
- JGA「日本ジェネリック製薬協会」